2013年7月21日 (日)

田母神閣下&石井候補来福第2弾!

 いよいよ参議院議員の選挙日となりました。その最終の戦いを田母神閣下が応援する石井よしあき候補は鎮西の守りを固めるため、福岡を選びました。

 7月18日から20日に掛けての福岡での戦い振りを報告いたします。

 田母神閣下と石井候補は18日昼前に福岡空港入りし、第一声を福岡市内で街頭演説で開始しました。

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 午後は北九州市に移動し、市内での街頭演説会、街宣をやり、夕方は後援会の皆さんと懇親会参加後、宗像市内の後援者宅で泊まりました。

 19日は朝9時から宗像大社(注1)で後援者の皆さんと一緒に正式参拝「国家安泰祈願祭」後、筥崎宮(注2)に移動し、近隣の後援者の方々と「石井候補勝利祈願祭」に参加しました。

注1:宗像大社は今月7月4日、皇太子殿下の行啓・ご参拝を仰ぎ、ご祭神の神霊も新たに神威宣揚となったばかりです。

田母神閣下と石井候補には正式参拝前に朝、沐浴をして心身ともに清めて貰いました。

注2:筥崎宮は元寇の際に亀山上皇が「敵国降伏」を祈願し、神門に「敵国降伏」の扁額が掲げられています。以来、海上交通・海外防護の神として信仰されています。

   石井候補の戦いには最も相応しい正式参拝でした。

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宗像大社正式参拝に参加の皆さん

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                    筥崎宮神門前の田母神閣下と石井候補

Photo_4                   吉住氏による狂言奉納

参拝終了後、田母神閣下は一旦別行事参加のため福岡空港から東京に帰られました。(20日朝、福岡空港で再合流)

一方、石井候補は街宣を開始しながら春日市に移動、市内の飯店で自衛隊OBの皆さんとの昼食会に参加、午後は春日市内、那珂川町内、自衛隊基地、官舎地区を街宣しました。

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自衛隊官舎前での街頭演説会

 退庁時間帯の5時からの春日基地前での演説会を最後に福岡市内の宿泊ホテルに移動し、石井候補は市内の懇親会場「石井候補と語る会」に参加しました。

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「石井候補と語る会」参加の皆さん

 翌日、20日朝8時に井上福岡県後援会会長が田母神閣下を福岡空港で出向かえ、石井候補と共に日本で一番古いと言われている大己貴神社(筑前町)参拝後、大刀洗平和記念館で講演会に参加しました。

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大己貴神社正式参拝後

 その後、大川市に移動し、昼食後、関家具本社3階で講演会に参加、以降は街宣しながら、福岡市内での最後の講演会場に到着、両名は疲れを見せないで後援者に熱く語りました。講演会懇親会終了後、最後の街頭演説会は福岡市内の繁華街、天神駅前で7時半から8時まで通行の皆さんに語り掛けました。

 以上が熱い暑い選挙戦最後の福岡街宣の戦い振りでした。

 本日は、国民の義務として将来の日本を托せる「石井よしあき」候補を当選させるために必ず投票場に行きましょう!

                        副代表 稲葉 敏

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石井よしあき最後の街頭演説会(天神駅前)

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2013年7月 3日 (水)

田母神閣下&石井候補来福!

 平成25年6月23日から24日に掛けて田母神閣下がこの7月の参議院選で立候補予定の石井候補を伴って福岡に来訪されました。

 石井よしあき候補は田母神閣下の懐刀でもある関係で、田母神閣下更迭事件の時は航空幕僚監部の教育課長をやっており、田母神閣下に続く能力のある重臣でもありました。

 今回の田母神閣下の来福は石井よしあき候補の後援会会長として、福岡県の後援会会長の井上政典氏の要請を受けての遊説でした。

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 23日は午前11時30分に宮内代表と私は車で大川市の「KK関家具」に到着し、福岡から電車で到着した田母神閣下、石井よしあき候補をはじめとする30人くらいの方々と合流しました。

 目的は今しか食べることのできないエツ料理を屋形船で食べるためです。現地には車で来られたJR九州の石原会長ご夫妻も招待されており、大川市の名物企業である「関家具」の関社長が招待されたものです。このエツの会は五年ほど前から毎年、関社長が開催され、福岡からいろんな人に関家具のある大川を知ってもらうために依頼された井上氏が人選して大川にお客さんをお連れする企画で、今回は遠くは東京から田母神閣下、石井よしあき候補、宮内代表や政治評論家の山村明義氏など、それにJR九州の石原会長らを招いての会でした。そこにはいまネットで話題のサラ忍マンと上司OLくノ一娘もご参加いただき、賑やかにそして愉快なひとときを過ごしました。

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屋形船での田母神閣下挨拶

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田母神閣下から宮内代表へお酌

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エツは大漁、さっそく刺身で料理

 屋形船下船後は宮内代表と私は田母神閣下一行とお別れしたのですが、一行はその後、福岡に移動し、呉善花先生やお仏壇の長谷川会長をはじめとする福岡の名士の方約50名の皆さんの懇親会に参加したそうです。
 その懇親会が終わる頃、宮内代表と私が車で懇親会会場に田母神閣下と石井よしあき候補を出向かえ、3回目の懇親会場と宿泊場所でもある、宗像市の中山邸に案内しました。

 中山氏は自衛隊OBでもあり、現役時代は田母神閣下の学生時代の教官もやった親しい間柄です。奥さまの手作り料理を頂きながら色々な話で盛り上がったのですが、田母神ご一行の疲れも心配して夜半早々に就寝してもらいました。

 翌朝24日は中山庭園で田母神閣下大好きな後援者が十数名お集まりになり、短い懇談会をやりました。

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                                        中山庭園での後援者集合

前列左から中山(庭園主)、3人目宮内(田母神論文と自衛官の名誉を考える会代表)、4人目(中山婦人)、5人目石井よしあき(参議院選に立候補予定)、6人目田母神(石井よしあき後援会・会長)8人目稲葉(田母神論文と自衛官の名誉を考える会副代表)の各位(敬称略)です。

 その後、皆さんに見送られて私の車で出発、支援者の会社社長さん等を紹介挨拶しながら10時半に直方市の社長さんの紹介懇談を最後に北九州の社長さんに田母神閣下ご一行の北九州案内を引き継いでもらいました。(宮内代表は最寄のJR駅から新幹線に乗り継いで東京にお帰りになりました。)

 当日夕方18時から福岡市内の会議室で田母神閣下一行と支援者20名ほどの懇談会後、大ホールで講演会に参加しました。ここからは井上さんの司会で国旗に敬礼し、国歌を全員で歌いました。気持ちがきりっと締まります。そして寺田蝶美さんの筑前琵琶と岩城朋子さんの語りのミャンマービルマのご遺骨帰國運動の一環として創作した「骨の声」を上演後、田母神閣下と石井よしあき候補の講演をしていただきました。

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               *琵琶弾き語り

 田母神閣下は相変わらずの雄弁さに来場した皆さんはふむふむと頷きながら聞き入っていました。石井よしあき候補はなぜ防衛大学に入学し、自衛隊に入ったかを愚直で真っ直ぐな心を揺り動かす声で切々と語られました。

 防大を目指したのはベレンコ中尉のミグ25の千歳基地強行着陸事件をみてこれは一大事だと思い翌日には防大の願書を手にしていたと言われました。
 石井よしあき候補は、41歳に一佐に昇進しており空将になってもおかしくないような人物ですが、田母神論文事件の際の教育課長で閣下が更迭されたあと、全責任を負わされた人物です。針の筵に座り続け、しかしどんな状況でも最後まで任務を完遂することを信条とされているために、勤めあげられました。

 この時に味わった地獄がこの人の愚直さに強靭さを付け加え、会う人を虜にする魅力を兼ね備えるようになったのだと思います。そしてなにより、尊敬する田母神閣下が自分の分身というくらい信頼されている人ですから尚更です。

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盛り上がった質疑応答

 その後、中州での懇親会に30名ほどが参加し、深夜まで盛り上がったのは言うまでもありません。私も相当疲れましたが、田母神閣下一行はもっとお疲れになったのではないかと心配しておりましたが、至って元気に東京にお帰りになったと伺って安心しました。

是非、田母神閣下の懐刀でもある優秀な石井候補を参議院に送り込みたいものと強く感じた次第です。

                        副代表 稲葉 敏

    琵琶弾き語り:動画を下記にアップしておりますのでご覧下さい。

  http://yahoo.jp/box/IvuCNs

(容量が大きいのでダウンロードに数分掛かるかもしれません。)

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2012年4月21日 (土)

東南アジア諸国の独立を助けた日本軍

インドネシアの独立については、次の記事をご覧になって下さい。

http://homepage2.nifty.com/shukenkaifuku/eirei/E06Link/E0600061.html

その伝統は、チモールでも引き継がれています。以下は、日下部晃志氏(福岡在住

 防大43期生)の所感です。

 私は平成14年3月より、第一次東チモール派遣施設群の小隊長として半年間
勤務いたしました。私の所属していた第4中隊は地理的には西チモールの中にあ
る、東チモールの飛び地「オクシ地区」に駐屯し、同地には韓国軍の歩兵大隊、
パキスタン、バングラディッシュの施設部隊が駐屯しておりました。

 同地の住民はどの部隊に対しても概ね友好的でしたが、特に自衛隊の車列が通
るときには、家から飛び出してきて「ジャパン、グー(good)!」「ジャパン、
グー(good)!」と言いながら大きく手を振ってくれました。子ども達にいたっ
ては、車両まで近づいてきて、隊員にハイタッチをしてくるほどでした(怪我を
させてはいけないと、後に中隊長より「ハイタッチ禁止令」が出たほどでし
た)。他国の車列が通る際にはそんなことまではしないので、不思議に思ってお
りました。

 「どうせ最初だけだろう」と思っていたのですが、2ヶ月たっても3ヶ月たっ
てもその状況は変わりませんでしたので、ある日、思い切って、「なぜ、そんな
に自衛隊に友好的なのか」と現地の方に聞いてみました。(役務で雇っていた通
訳の青年に訳してもらいました)

 曰く「お前達はゴミを捨てない。それどころか、よその国の部隊が捨てていっ
たゴミを拾っている。お前達が来てから、村はきれいになった。でも、それだけ
ではない。お前達のご先祖さまが、この島に道路を造り、米作りを教えてくれた
からだ。だから私たちは日本が好きなのだ」

 不勉強な私は恥ずかしながら、かつてチモール島に日本軍が駐屯していたこと
を知らなかったのですが、自衛隊があれほどまでに歓迎されたのは、何とご先祖
さまの遺徳のおかげだったのです。私の小隊は道路(もちろん舗装はされてませ
ん)の補修を主任務にしておりましたが、現場では「この道路もご先祖さまがつ
くったのかなあ」と思うと、より一層丁寧にやろうと思うようになりました。

 その他にも、私の同僚は、ある現場で作業をしていたら、童謡「さくら」を歌
う老人に会ったと言っておりました。

 駐屯地から離れた現場では、部隊は実包を込めた小銃を持ち、警備をしながら
作業を行います。自分たちの身を守りながらの任務だったのですが、実は小銃よ
りももっと大きな「祖先の遺徳」に守られながら、私たちは任務を行っていたの
だと信じております。おかげで、東チモール各地に展開する各部隊は遺憾なくそ
の力を発揮でき、21世紀の東チモールの人々に喜んでもらえる仕事ができたと
思います。 

 こう考えますと、新大統領ルクア氏が「次の10年を見てほしい。我々は日本
人のように懸命に働く」と仰ったときの「日本人」とは、昭和、平成両時代の日
本人と理解していいのでは、と思います。(やや、我田引水の感もしないではあ
りませんが)

 独立以来十年を経てもなお、まだまだ困難な国造りの途上にある東チモールで
すが、その発展を見続けていきたいなと思っております。

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2012年1月29日 (日)

緊張の高まり、国の存亡をかけて(イランとイスラエル)

 国連決議を無視し、イランが核開発を止めないと、欧州もアメリカも制裁に乗り出そうとしています。周囲を敵に囲まれているイスラエルはネタニヤフさんがイランに対しては単独行動も辞さないと、単なる脅しではない本気であるところを示しました。歴史的に見ても、イスラエルは、自らの安全保障に脅威となる近隣の国が核兵器を持つ事を絶対に容認しない事は我々も十二分に承知しています。今、まさに西南アジアに風雲が起ころうとしています。一人中国だけが欧米と歩調を合わせようとはしていません。それだけ、国に実力がついたと同時に、主導権をアメリカの思惑に操られないようにという老獪さでしょう。まさに、国際政治の駆け引きを見る思いです。イランにしてもイスラエルにしてもその姿勢には明確な一つの意思を見てとれます。それは「生殺与奪の手段を他国に握られない」という事です。ここに数千年来、苛烈な自然環境の中で、人間の「業」をむき出しに弱肉強食、エゴのせめぎ合いの中で生き抜いてきた民族のしぶとく、したたかな行動様式を見ます。イランにしてみると、核不拡散条約の批准を迫る欧米やロシアは自国の優位を他国に押し付けようとする身勝手にしか思えないでしょうし、自らの主張は正当性を欠いているなどという意識は皆無でしょうから、「中東情勢は世界の火薬庫」を改めて認識せざるをえません。
      
 それに対して、我が母国、日本の現状はまさに「寒心に耐えず」というのが安全保障に興味を持つ国民に共通する思いではないでしょうか。野田さんの施政方針演説を読んでいても途中で放り出してしまいました。相も変わらず「経済の再生、平和、友好親善、国際貢献」と戦後の姿勢を言葉を変えて言っているのみです。新機軸も有りません。俗な表現ですが「凡人のたわごと」でしかありません。外務大臣の演説も然りで、内(内政)にのみ向けられる意識、外(国際情勢)への無関心は戦後の日本の企業に見られる構造的な危機、「運命共同体」および「機能的要請」の前には無条件での従属を求められ、科学的分析能力を喪失する体質(小室直樹著「危機の構造」)と同じです。政治を凡人の生活感覚や企業と同じ経営感覚でやられては国が滅びます。
      
 民主党政権が内(内政)にのみ関心を向けるなか、戦後日本が育てた隣の怪物は日中中間線を越えて航空機による巡視を開始すると堂々と発表しました。外務省では、牽制であろうとの判断もあるとのことですが、果たしてそうでしょうか。太田海将の説である「中国はとてつもない能力を手にした」;航空母艦を保有した途端に、第二列島防衛線の実効化に向けた遠大な計画を着々と進めているように思います。まさに戦略的な思考の元に動いているのでしょう。中国の戦略性を見て、もし日本が「国の存亡の危機」を感じた時、イランと同じように「核開発」に踏み切るという決意をしたと仮定してみたらどうでしょう。イスラエルと同じ態度を取る国は現れないのでしょうか。アメリカ、中国、ロシア、北朝鮮は国際情勢に鑑みて、日本も韓国も台湾も核開発を行うが良い、皆が同じ条件に立てば、均衡がとれると容認するでしょうか。まともな感覚であれば、それは、決してないでしょう。
    
 現在の核保有国にとってみると、北朝鮮ほどの取るに足らない小国でさえ核兵器を手にしただけで、意の通りに制御できないのに、北朝鮮と比べ、国家としての基礎体力が桁外れに違う日本が「核保有」を実現したら手に負えない事は説明不要です。核を持たないが故に「制御可能な家畜化された象」の状態に収まり、その優れた能力を引き出し利用できる「世間知らずの善人」でいる日本にしておく事がそれらの国々には国益に沿う事です。「私が騎士、お前は馬」の甘い蜜の源を手放そうとはだれも考えないでしょう。
      
 真の独立国「日本」を実現させようと思うのなら、西南アジア情勢からは学ぶものが多いのではないでしょか。「学ぶ姿勢を忘れた時、日本は敗れた」と言われたのは井上成美.海軍大将でしたか.大井篤海軍大佐でしたか、今の「胸突き八丁」の苦労と度胸のない坊っちゃん政治家に聞かせたいものです。今の政治家の力では母国は昔日の「強い日本」を蘇らせることはできません。
平成24年1月26日
守山善継

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2011年11月24日 (木)

南西区域の防衛強化の必要性(署名協力依頼)

 近年の中国軍の増強に伴い、日本の南西区域を防衛強化する必要があると思います。
 にも拘わらず、沖縄の辺野古基地移設は進まず、相変わらずの在日米軍の県外移設の大合唱です。
 昨年の尖閣列島沖での中国漁船領海侵犯事件、そして先日の五島列島沖での領海侵犯事件が予想通りの速さで中国が挑発してきております。それにも拘わらず日本では国内法の未整備のため、正当に裁くこともできず、せいぜい30万円の罰金のみで釈放をしております。

 また、韓国もそれに輪をかけて竹島を完全支配するために日本政府の中止要請にも拘わらず議員団による音楽会強行開催等々、日本列島南西区域が危険状態になっております。

 日本政府の対応は当てにならない現実を危惧し、鹿児島の西之表市の一市民が立ち上がりました。
 馬毛島に「自衛隊訓練施設の設置の推進を求める会」代表の中原勇氏から下記の通り、協力依頼がありましたのでご紹介いたします。
自衛隊訓練施設の推進にご賛同を

 上記ホームページから皆さんの署名のご協力をお願いいたします。署名数目標2万人(現在287名、締め切り:2012年03月15日)
 私も早速インターネット署名に協力いたしました。

福岡県郷友連盟事務局長 稲葉 敏

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2011年7月 4日 (月)

「教科書の問題点」

各位

当方で、石川県下各市町の市町長並びに教育長に提出している「教科書の問題点」(小生が纏めたもの)です。
この資料を基にして、当会の会員で手分けして、これまで各教科書展示場で「意見書」の提出もしました。
御参考にして頂ければ幸いです。 敬白

                                                    教育を考える石川県民の会 
                                           会長 諸橋茂一

「歴史」教科書に関する意見(問題点)
平成23年6月18日作成
(文責)諸橋茂一
【東京書籍、帝国書院、教育出版、日本文教出版、清水書院、歴史教科書の問題点】
※下記のとおり、上記の教科書には非常に多くの問題点が有るため、採択すべきではありません。

1.日本国に対する愛情が感じられない。
2.郷土に対する愛情が感じられない。
3.新教育基本法に則った内容になっていない。
4.新学習指導要領に則った内容になっていない。
5.祖先に対する敬愛の念が感じられない。
6.父祖の方々に対する感謝の念が感じられない。
7.この様な教科書で教育を受けると、日本という国が嫌いになってしまう。
8.この様な教科書で教育を受けると父祖の方々に対して、嫌悪感を抱いてしまう。
9.反日教科書である。
10. 元が日本を侵略した「文永の役(1274)」及び「弘安の役(1281)」に関して、「元が(日本に、または、博多に)襲来し…」と記載する一方で、「豊臣秀吉の朝鮮出兵」に関しては、「秀吉の朝鮮侵略」と記している。非常なダブルスタンダードである。
11.聖徳太子の「隋」に対する対等外交について、記載していない。
12.幕末維新期における我が国の植民地化の危機について記述していない。
13.日露戦争が我が国にとって国家存亡の危機で有った事を記していない。
14.我が国が、国際連盟の規約に人種平等条項を盛り込む提案をした事が記されていない。
15.嘘の(所謂)「南京大虐殺」(1937)を記している一方で、1927年に起きた中国人による「南京虐殺」(真実)を記していない。
16.「リットン報告書」に関して、中国側にとって不利な事は記さずに、日本にとって不利な事だけを記している。
17.占領中に我が国に「憲法」を押し付けた事が憲法違反である事を記していない。
18.「(所謂)東京裁判」が国際法違反で有った事を記していない。
19.浮世絵が西欧で評価され、ジャポニズムを生み出した事を記していない。
20.「琉球」や「アイヌ」に関する記述が多過ぎる。
21.「日本国民」であることよりも「地球市民」であることを強調し過ぎている。
22.「日韓併合」に関する記述が不正確である。(如何にも日本が悪かったかの様な記述となっている。)
23.(最後通牒)「ハル・ノート」に関して、適正な記述が無い。
24.「東京裁判」において、ただ一人の国際判事であった「パル判事」の「パル判決書」に関して記述がなされていない。
25.我が国の朝鮮統治時代、「ハングル」を教えたのは、我が国であつた事を記載していない。
26.「原爆投下」が国際法違反であった事を記載していない。
27.我が国が占領されていた期間中、GHQによって「検閲、言論統制」が行われていた事を記していない。
28.「蒋介石」を「チャンチェシー」、「百済」を「ペクチュ」と読ませる様にしている。
これでは一体、何処の国の教科書か分からない。非常に不適切である。
29.「日本国号」並びに「天皇と皇帝」に関して適正な記述がなされていない。
30.「神話」に関して十分な取り上げ方がなされていない。
31.「宣教師」を含めて、江戸時代から明治時代にかけて来日した外国人が我が国並び に日本人に関して、非常に称賛していた事を記していない。
32.「明治維新」の意義に関しての記述が非常に不十分である。
33.「日中戦争」(支那事変)が何故起こったのかについての記述が非常に不十分である。
34.支那事変の最も大きな背景となった「通州事件」に関する記述が無い。
35.支那に対するドイツ軍事顧問団の大きな関与に関する記述が無い。
36.正式呼称である「大東亜戦争」の記述が無い。
37.我が国が「アジア解放」に果たした役割に関して全く記述が無い。
38.「ポツダム宣言」に関する詳しい記述が無い。
39.「東京大空襲」を含めて、我が国の主要都市に対する無差別空襲が国際法違反であったという記述が無い。
40.共産主義による多くの犠牲者に関する記述が無い。
41.「エルトールル号事件に関する記述が無い。(帝国書院には有る)
42.「八田與一」に関する記述が無い。
43.総じて、「日教組」や「社民党」並びに「日本共産党」の主張に沿う記述となっている。
44.多くのユダヤ人を助けた「杉浦千畝」並びに「樋口季一郎」に関する記述が無い。
45.「明治天皇」、「東郷平八郎」、「二宮尊徳」を始めとする我が国の多くの偉人に関する記述が自由社に比べて非常に少ない。

【自由社の歴史教科書の優れている点】

1.日本国に対する愛情が感じられる。
2.郷土に対する愛情が感じられる。
3.新教育基本法に則った内容になっている。
4.新学習指導要領に則った内容になっている。
5.祖先に対する敬愛の念、畏敬の念が感じられる。
6.父祖の方々に対する感謝の念が感じられる。
7.この様な教科書で教育を受けると日本の国が好きになる。
8.この様な教科書で教育を受けると、日本人としての自信と誇りを持つことが出来る様になる。
9.これまで使用されてきた東京書籍や帝国書院並びに教育出版の教科書とは違って、素晴らしい教科書である。
10.「元寇」並びに「秀吉の朝鮮出兵」に関する記述もバランスがとれている。
11.聖徳太子の「隋」に対する対等外交について適正に記してある。
12.幕末に、我が国が植民地化の危機を感じて明治維新を成し遂げた事が適正に記して有る。
13.日露戦争が我が国にとって国家存亡の戦いであったことが適正に記してある。
14.我が国が、国際連盟の規約に人種平等条項を盛り込む提案をした事が適正に記してある。
15. 1927年の中国人による真の「南京大虐殺」について記してある。
16.「リットン調査団」に関する記載が中国だけの立場に偏らず、適正に記して有る。
17.占領中の我が国に憲法を押し付けた事が国際法違反で有った事が適正に記してある。
18.(所謂)「東京裁判」が国際法違反であった事が適正に記してある。
19.浮世絵が西欧で評価され、ジャポニズムを生み出したことを適正に記してある。
20.「日韓併合」に関する記述が適正である。
21.「ハル・ノート」に関する記述が適正である。
22.「東京裁判」における「パル判事」の「パル判決書」について適正に記述してある。
23.朝鮮統治時代、我が国が「ハングル」を学校で教える様にした事を適正に記してある。
24.「原爆投下」が国際法違反であった事を記してある。
25.我が国が占領されていた間、GHQによって「検閲、言論統制」が行われていた事を記してある。
26.「蒋介石」を「チャンチェシー」、「百済」を「ペクチュ」などと、中国や韓国におもねった記述をしていない。
27.「日本国号」並びに「天皇と皇帝」について適正に記述してある。
28.「神話」について十分な記述がなされている。
29.「宣教師」を含めて、江戸時代から明治時代にかけて来日した外国人が、我が国並びに日本人に対して、非常に称賛していた事を記してある。
30.「明治維新」の意義に関する記述が適正になされている。
31.「日中戦争」(支那事変)が何故起こったのかを記述してある。
32.支那事変の大きな背景となった「通州事件」に関して記述してある。
33.支那に対するドイツ軍事顧問団の大きな関与に関する記述がなされている。
34.正式呼称である「大東亜戦争」に関する記述がなされている。
35.我が国が「アジア解放」に果たした役割についての記述がなされている。
36.「ポツダム宣言」に関して詳細に記述されている。
37.「東京大空襲」を含めて、我が国の主要都市に対する米国の無差別空襲が国際法違反であったことを記述してある。
38.共産主義による多くの犠牲者に関する記述がなされている。
39.「エルトールル号事件」に関する記述がなされている。
40.「八田與一」に関する記述がなされている。
41.多くのユダヤ人を救った「杉浦千畝」並びに「樋口季一郎」に関する記述がなされている。
42.「明治天皇」、「東郷平八郎」並びに「二宮尊徳」を始めとして我が国の偉人を非常に多く取り上げている。

「公民」教科書に関する意見

【東京書籍、帝国書院、清水書院、教育出版、日本文教出版公民教科書の問題点】
※上記の公民教科書には、下記の様に多くの問題点が有るため、採択すべきではありません。
1.家族が共同体である事を記していない。
2.家族解体を指向しているとしか思えない記述となっている。
3.公共の精神、国を愛する心、郷土を愛する心が記されていない。
4.我が国の伝統と文化を尊重する記述がなされていない。
5.地域社会に関して適正な記述がなされていない。
6.「国家論」が記されていない。
7.教育基本法に則った内容になっていない。
8.学習指導要領に則った内容になっていない。
9.天皇に関する記述が極めて不十分である。
10.「外国人に選挙権を与える」ことが、さも当然かの様な記述となっている。
11.事実ではない「強制連行」を記している。
12.「竹島」並びに「尖閣」を含めた我が国の領土問題に関する記述が非常に不十分である。
13.「国旗・日の丸」並びに「国歌・君が代」に関する記述が非常に不十分である。
14.総じて、「日教組」や「社民党」並びに「日本共産党」の主張に沿った記述となっている。 
【自由社の公民教科書の優れている点】
1.家族が共同体であることを記してある。
2.公共の精神、国を愛する心、郷土を愛する心を養う記述がなされている。
3.我が国の伝統と文化を尊重する記述がなされている。
4.地域社会に関して適正な記述がなされている。
5.「国家論」が記述されている。
6.教育基本法に則った内容になっている。
7.学習指導要領に則った内容になっている。
8.天皇に関して適正な記述がなされている。
9.「外国人に選挙権を与える事が当然である」様な書き方はしていない。
10.(所謂)「強制連行」は事実ではないので記述していない。
11.「竹島」並びに「尖閣」を含めて、我が国の領土問題に関して適正な記述がなされている。
12.「国旗・日の丸」並びに「国歌・君が代」に関して適正な記述がなされている。
13.その他、日本人としての自覚と自信と誇りを持てる記述となっている。  以上 

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2011年6月 5日 (日)

日本を守るのは日本国民!

                                                                 平成236

                              稲葉 敏

国会の現状を見て、堪忍袋の緒が切れましたので一言申しあげます。


一昨日からの国会の内閣不信任決議案はなんだったのでしょうか?

今もって、与野党の動きは国民にとって政治不信が益々高まったと言ってよろしいの

ではないかと思っています。

そもそも、辺野古問題で失格の鳩山元総理がしゃしゃり出てきたところが益々おかし

くなってきたと思います。

いずれにしましても、国民の大多数が管政権失格とのサインを出しているにも拘ら

ず、国民を愚弄するやり方で政権に居座り続ける管政権の開き直りはもはや日本国民

のための総理大臣の体をなしていないと思います。

寧ろ、彼が若い頃に活躍していた学生運動の延長線上に日本総理の権限を乱用して日

本弱体化を達成しようとしているとしか思えません。

それは田中角栄時代から始まった中国ハニートラップに始まり、南京大虐殺でっち上

げ、靖国参拝関与に応じ続けた自民党政権から継続しております。その完成版であ

り、C国に自信を持たせたのが民主党政権であると思います。

ここまで来ると、議会制民主主義の悪弊としか思えません。

現政権の殺し文句は「一生懸命被災者のために頑張っています。この時に政治空白を

作るべきではありません。想定外のこの大震災は誰が総理になっても同じです。です

から選挙で選ばれた管政権を信じて下さい。」です。

一部の新聞では被災者の意見を如何にも代弁しているかのように管政権続投を希望す

る記事すらあります。

ここで私は政治の本質を考える時、政治家は日本の主権、国益、国民の安全、将来の

安全保障を最優先すべき立場です。それが、現在の選挙のありようはどうでしょうか?

政治家のほとんどは票田を取ることしか考えてないのではないでしょうか?

それだから、管政権のように国民を騙しても選挙に勝ちさえすれば、なんでもありと

思っているのではないでしょうか。

そこで、私は提案したい。

この悪弊のある議会制民主主義(本来は憲法で考えるべきでしょうが・・・)の元で

は国民が意識改革をしない限り、期待する政治家を選ぶことができないのではないか

と思います。

もっと国民運動を活発化すべきと思います。

少なくとも、先の宮内代表同報の「週間新潮6/9号記事」のようにこの困難な時期で

あるからこそ、被災者の意識改革が必要ではないかと思います。(自衛隊は認めない

けれど困った時には国民の奴隷の如く、助けることが本務である。と勘違いしている

被災者国民がいるのではないかと危惧します。)

今、一番被害を受けておられる多くの被災者が管政権を望まないと声を上げてもらい

たいと思います。

政治空白を覚悟で総選挙で将来の日本再興を期待できる真の政治家を選んで欲しいと

思います。もはや政治空白という脅し文句に我々国民は惑わされてはいけないと思い

ます。

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2011年1月 8日 (土)

インタビュー大好き防衛大学校長の初仕事

 また、「インタビュー大好き防衛大学校長」は、人民日報でこんなことをいってました。

日本語版です。
http://j.peopledaily.com.cn/94474/7253373.html
(中国語バージョン)
http://news.xinhuanet.com/world/2011-01/05/c_12948481.htm

 彼は中国の発展は日本のチャンスと。

「そのため、経済面だけで言えば、中国の台頭は中日両国の相互利益であるため、日本人は中国をさらに羨み、称えるが、反感や敵意を抱くことはないといえる。」

 ところで彼は尖閣での中国漁船の追突を見ても、反感を抱かなかったのかしら?
彼の新年の、公的な仕事が人民日報のインタビューに応えることだったのかなあと思います。
そういうのが防大校長で、国が雇っているなんて、ひどすぎと思います。
 中国共産党政府はイオキベのようなエセ学者は一番利用しやすいでしょう!

かっこよさを優先し、脅しには弱い人。(仙谷、管もこの部類でしょう。)

                                天奉院章姫

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2010年12月23日 (木)

「田母神論文と自衛官の名誉を考える会」講演会集会

 12月8日(水)は先の大東亜戦争開戦の日であります。その日に「田母神論文と自衛官の名誉を考える会」主催の講演会集会が靖国会館で開催されました。

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 13時半から16時までの間、英霊に対する黙祷から始まり、宮内代表挨拶、平間洋一先生来賓挨拶、宇都隆史参議員講演、岡田政典氏時評講演、協賛代表者挨拶等、密度の濃い内容でした。宇都参議員の講演は最近の尖閣問題を中心にこれからの日本の防衛について話していただきました。以下、講演・挨拶等の概要について下記に紹介いたします。
 有益な集会終了後、近くの場所で懇親会が開かれ、参加者の懇親が一層深まりました。

1.宮内代表挨拶
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 全国各地からの参加ありがとうございます。先程、靖国神社の関係者との懇談で靖国神社境内で現政権の批判をしても構わないかと伺ったところ、「全く問題ありません」とご返事がありましたので、この集会においては安心して、質疑等活発にやっていただきたいと思います。
 それではこれから話していただく3人の先生方を紹介します。最初は平間洋一先生です。平間先生は防衛大学の名誉ある一期生です。防衛大学卒業後、海上自衛隊の護衛艦長等歴任され、以降勉強され、法学博士になられました。各方面で講演、執筆活動をされていますが、最近ではNHK大河ドラマの「坂の上の雲」の海軍関連指導をやっておられます。次に平間先生の教え子でもある本日のメインスピーカーの宇都参議員を紹介します。もう一人の岡田さんは航空自衛隊退官後は防大生後輩のための諸活動をなされています。以上で紹介を終わります。

2.平間洋一先生挨拶
 (まず宇都議員に一礼)
 今、宇都君にお辞儀をしたのではありません。国会議員のバッジにお辞儀をしました。

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 「田母神論文と自衛官の名誉を考える会」の皆さま、本日は「暴力装置」出身者の私をお招きいただきありがとうございます。

 私はこの暴力装置という言葉に、青春時代の熱い思い出があるのです。暴力装置という言葉ですが、これはドイツの社会・経済学者マックス・ウェーバーが軍事警察力を表現した学術的用語でした。しかし、この言葉をマルクスは『共産党宣言』、エンゲルスは『エルフルト宣言批判』、レーニンは『国家と革命』などで使用し、日本では1960年の共産党の「第8回大会で決議された『61年綱領』」にあります。 私は横須賀高校2、3年生にかけて、三浦半島地区の高校の民主青年同盟の委員長をやっており、三池の炭鉱騒動を支援し、「単独講和反対!Go home Yankee!」と横須賀、逗子、川崎の町をオート三輪の荷台に乗って叫んでいました。
 管さんや仙石さんが小学生の頃です。そして管さんが東京工大で逮捕を逃れるために、第4列で安保反対とやっている時は、私は防衛大学を卒業し2等海尉で、大阪外語大学のフランス語研修学生でした。

当時、大阪外大は革マル系(日本革命的共産主義者同盟)の最も強いところでした。私たちフランス語科の学生は全くのノンポリでしたが、革マル系の学生に強制的に教室を追い出され、上本町8丁目の大学から中之島(扇町)公園まで、「安保、反対」「犬、死ね」と警察官を罵倒しながら革マル派の番犬に羊のように誘導され行進をさせられました。私も野次馬として2回ほど、最後列で参加し途中で消えましたが、その頃、管さんは東京工大学生として、第4列で頑張っていたのですね。私の一周遅れのランナーとして。

 さて、宇都君ですが、私の防大教授時代の教え子です。私は海戦史と近代日本戦史を教えておりましたが、宇都学生は本来ならば航空史を受講しなければならないのに、越境通学(?)で私の教務を2科目も受講していたのです。当時、私は出欠の代わりに授業の終わりに、短歌、川柳、俳句を学生に提出させておりました。そして、退官時に約2000首の中から150首ほどを選び、「詩歌に見る防大生」という一文を書きました。その一文に宇都君の歌が3つも選ばれているのです。次の歌から宇都君の人物、お人柄が判るのではないでしょうか。

「帰り道 どんぐり拾って 秋を知る」
「秋深し 眠りも深し 防大生」
「いつもなら 気にかけないカップルも 今日はむかつく クリスマスの夜」

 今日は「暴力装置」を支援してくださる皆さまや、成長した教え子に会え、感激の一日でした。ありがとう御座いました。

(平間先生の確認を受けて一部変更しております。12/24) 

3.宇都参議員講演(骨子のみ)
    http://www.youtube.com/UtoChannel#p/u/3/ak4Tkf_hoXg
   (上記youtubeは宇都議員が7/26靖国神社参拝後のメッセージです。)

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(1)平間先生のお付合い
 防大生4年の時、「海戦史」と「戦時国際法」の授業を受けました。
 ・特に戦時国際法は大変参考になりました。
 ・平間先生からの印象は学者先生と違って、自衛官として経験された立場で実績を語っていただいたことが大変参考になりました。

(2)靖国神社をお参りして
 ・12/8は69年前、1941年12月8日の日本が米英に開戦した日であり、この日に靖国会館で講演させていただくことは光栄に感じています。
 ・先程、本殿でお参りしてその横にあった明治天皇の御製に感銘しました。

「ならび行く 人にはよしや おくるとも ただしき道を ふみなたがへそ(道)」
 (人々よりは成功出世が遅れても、人として踏むべき正しき道を踏みちがへぬようにせよ)という意味であると思います。

(3)TPPについて
 ・日本の雇用、農業の衰退が予想されますが政府が十分に分析しているでしょうか?
  していないと思います。乗り遅れるなの論理だけで進もうとしているのではないでしょうか。現政府に対して先の明治天皇の御製の本旨を見習ってもらいたいと思います。

(4)田母神論文について
 ・歴史的判断というよりは論文の文脈を捉えるべきです。
 ・69年前の先人は日本国家のことを考えて開戦の決意をしたことに勝手な判断をする人がいますが無責任です。
 ・命を賭けて戦った先人にも失礼ですが、今の自衛官についても認識不足が多々あるということを今の政府、世間に呼びかけたかったのだと思います。

(5)尖閣問題について
 ・今回の尖閣の中国漁船衝突事件は今まで政府が国を守るということを真剣に考えてこなかった付けが明るみになった事件と思います。
 ・この事件の大きな政治的汚点は那覇地検に全て責任を押し付けたこと。
 ・メリットは日本国民に国防の必要性について知らしめたこと。

(6)中国に対する今後の3つの対策
 1.中国という国を正確に把握すること。
  ・政府共産党と国民のずれがある。
  ・経済発展を続け、軍事費を毎年増大している。
  ・国民は愛国心に目覚めつつある。
  ・中国政府にとって恐れていることは①民主化が進んで独裁政府に批判が出ること、②バブルが弾けて経済が下降することである。
 2.日本の法的整備を進めること。
  ・戦後65年経つが自衛隊に関する法整備が未だに不十分である。
  ・自衛隊と警察の違いが明確でない。
  ・尖閣の中国漁船衝突事件は領海侵犯でありながら船長の罪名は公務執行妨害のみである。
  ・領海侵犯は日本の主権侵害であり、自衛隊の出動が必要であるが法律がない。
  ・「領域警備に関する法律」を超党派で現在検討中であるが、社民党再連合の擦り寄りによって、その検討が頓挫しそうである。
 3.国益を明確にすること。
  ・日本にとって一番大事なことは主権と領土国土を守ることである。(経済発展よりも重要)
  ・国益上の優先順位を国家として決めてない。(世論任せになっている。)
  ・米国の優先順位
   ①国民の生存に関わる国益=国の存続=主権
   ②重要国益
   ③主要国益
   ④概念的国益
  ・戦後65年後の現在も日本国家が存在している。戦った先人のお陰である。
  ・100年後、200年後も日本が無くなっていないことが最も重要である。
  ・国民全体として考えなければならない。

(7)宣誓について
   国会議員になって驚いたことがあります。自衛官は国家のために国家危急の時は身命を賭して戦うことを誓います。しかし自衛隊のトップである総理大臣を含めて国会議員は国家に対して宣誓がないのです。
 国会議員になるときは選挙管理委員会から証書を「おめでとう」といってもらうだけなのです。(しかも秘書が代理で受けることもよしとされています。)しかも受領の際、壇上にある国旗に対して一礼する議員すら極少数です。
 仙石官房長官は宣誓をしている自衛隊を暴力装置として「自衛隊を放置しておくと政府に向けられる危険性のある組織なのでシビリアンコントロールしなければならない。」と履き違えているのです。
 私は国会議員こそ、国家に忠誠を誓うべきだと思っているし、実行するよう努力いたします。

(8)国花、桜と菊
  日本の代表する花は桜と菊です。この2つの花は日本人の精神を形容できると思っています。
 桜は潔い生きざまであり、菊は皇室の象徴でもあり、別名よわい(齢)草、千代見草とも呼ばれる長寿であり死生観を表す花だそうです。(郷友連盟の女性の方から教わりました。)
 楠木正成の有名な言葉に「七生報国」という言葉があります。七度生まれ変わっても私はまた国のために戦うということです。
 日本人の死生観について、ある高名な方が「明るい無常観」であると言われました。日本人としての生きざまを孫の世代に残すこと、そこまで繋いでいくことであると思います。経済という言葉がありますが本来は「経世済民」の略であり、その意味は「世を治め、民を救う」ことであります。目の先だけ、現在生きている人だけの幸せだけではなく、将来の子孫まで引き継がれていくことが一番大切なことではないでしょうか。
 私はこの世代を繋いでいく経世家として今後とも頑張っていきたいと思っていますので引き続き皆さまのお力をお願いいたします。
 この素晴らしい集いに参加させていただきましてありがとうございました。

○ 質疑(対宇都議員)
Q1 領域警備についての法整備のお願いです。中国の漁民が数百隻で尖閣列島に上陸するという話もあります。是非、宇都先生におかれても引き続き領域警備の法律を通すようお願いいたします。(お願いのみ)
Q2 佐藤正久議員が、「イラク派遣の際は矛盾するミッションを誠実にやっていた。」との話がありました。宇都先生には国益の教育者として頑張ってもらいたいと思いますが所信についてお伺いします。
Ans 佐藤議員とは二人三脚で協力しながら議員活動をやって行きたいと思っております。国会議員にとって一番怖いことは慢心驕りだと思います。先生と言わずに宇都議員、或いは宇都君と呼んでもらいたいと思います。そして正道からずれている場合は遠慮なくご指摘いただきたいと思います。
Q3 中華人民共和国について何故日本の国会議員は「シナ」と呼ばないのか。
  2点目は中国政府は度々、国民のガス抜きをやるために反日をやるのだと言われていますが、この対象が何故日本だけなのか教えて欲しい。
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Ans シナは英語でChinaと書きますので確かにその通りですね。しかし公式なところで「シナ」と呼ぶべきかは日本として考えなければならないと思います。昔は「シナ」と呼んでいたことを子供の世代が知らないことは問題だと思います。シナソバは知っていても、その由来が判らない子供、その辺を世代に繋いでいく必要があると思います。
もう一つの質問の「何故反日だけが利用されるのか」ですが、戦前のシナ事変で日本に対するプロパガンダが続いていること。もう一つは日本の政治が中国に対して折れてきたということ。日本という国は強く出ると必ず折れるという誤ったメッセージを出し続けてきたということです。どこかのタイミングでその誤ったメッセージを打ち消す必要があり、そのためには政治を代表する総理がその努力をしていかねばならないと思います。
 私は宣言しておりますが、死ぬまで靖国神社には参拝しますので、よろしくお願いします。(宇都議員の予定があるため、ここで質問打切り)

4.岡田政典氏時評講演(骨子項目のみ)
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(1)最近の危機管理について
   ・北朝鮮の砲撃事件では自衛隊、海上保安庁、警察から総理大臣に報告が上がってない。
   ・総理はテレビで情報を知った秘書官から聞き、岡崎公安委員長は登庁もしなかった。
   ・実働レベルでは官邸、公安委員長に期待していないから報告が届いてないのではないか。

(2)田母神前空幕長更迭について
   ・更迭された以降、2年経つが、講話、執筆活動等人気が止まるところがない。これは奇跡とも言える。
   ・それだけ、国民は現政権に対して安全保障の不安を感じているということである。
   ・この国を救える人のベスト3は土屋たかゆき、水島 総、田母神俊雄である。
   ・田母神氏の更迭後のパッシングは酷かった。

(3)自衛隊の指揮系統上の問題
   ・周辺事態法はあるが北朝鮮の砲撃事態に対する管政権は周辺事態ではないと逃げている。
   ・周辺事態法の内容が複雑である。現場指揮官は判断できない。時期を失してしまう。
   ・それにも拘らず自衛隊海外派遣活動においては死傷者ゼロであることは奇跡に等しい。
   ・それは現場指揮官が皆腹を括って対処したからである。
   ・現状のシビリアンコントロールは「自衛隊の暴力から国民を守ること」と思っている。
   ・従って、自衛隊の現場指揮官が判断できないようになっている。
   ・実力組織(自衛隊、警察等)では現場で判断できなかったら有事戦えない。

(4)クラスター爆弾の廃棄について
   ・11/23の北朝鮮砲撃事件に対する韓国の砲は多連装ロケット砲(12連装)を使っていた。
   ・陸上自衛隊ではクラスター爆弾を10年以上にわたって装備していた。(10倍20倍の効果がある。)
   ・福田内閣当時、平和主義に負けてクラスター爆弾の廃棄条約に乗ってしまった。
   ・五百籏頭防大校長は当時、福田内閣の腹心としてこの廃棄提案をしたことは確実。
   ・防大校長の立場を考えると、この廃棄提案は相応しくない。
   ・来年度の予算で廃棄の経費が計上されてしまった。
   ・最後の手段として国に廃棄を中止するよう働きかけるべきであるが、それが適わなければ廃棄に代わる凍結処理に変更すべきである。(戦前の米軍投下不発弾がいまだに威力を温存しているので凍結処理しても有事の際は有効な戦力となる。)

以上文責稲葉(司会)

07                    盛り上がった懇親会

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2010年8月24日 (火)

五百旗頭と菅の関係

                                        2010.8.24 宮内瑞生

中国はイオキベを日本の”キッシンジャー”と持ち上げ、小淵、小泉、福田の3代に亘る首相の知恵袋だったと煽て、日中関係の戦略性の要であると持て囃していて、本人もその気になっているようだ。
http://news.xinmin.cn/rollnews/2010/03/24/4146373.html
菅首相とイオキベの考えは、略同じであるので、三代の自民の首相達はイオキベに毒されていたと見るべきであろう。

 そのイオキベは、今般は菅に接近している。イオキベ・菅会談は今年7月17日ホテル・ニューオータニの中の料理店で2時間半にわたり行われ、菅談話の内容や8月15日の式辞内容の話もしたのであろう。一方で8月19日にあった防衛省首脳との会談がたった1時間で終わったのからすると、菅からみて防衛省首脳よりイオキベ先生の方を2倍以上に重視していることが分る。
http://www.youtube.com/watch?v=Owm7qAyC1WY

 戦後生まれの菅は、畏れ多くも両陛下の御前で、ヌケヌケと「多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対し、多大の損害と苦痛を与えました」と述べたが、アジア諸国の実情を知っての発言とは思われない。菅は昭和天皇が自存自衛、亜細亜開放のたに宣戦布告したことを知らないのであろうか。

 この男の考えは、イオキベと同じである。
 イオキベは小泉メルマガの中で「侵略戦争を行ったうえ敗北した日本に対する不信は、世界に、とりわけアジアに根深かった」と書いたことがあり、私が「アジアというのは問題がある。インド、ビルマ、マレーシア、インドネシア等々の国が、日本は侵略国だと声明を出したことがあるのか、侵略国と騒いでるのは中朝だけであろうが・・・」と投書したところ、イオキベは以降の論文では「アジア」とは書かず『東アジア』と書くようになった。
 スリランカのジャヤワルデネ元大統領は1951年のサンフランシスコ講和会議において、セイロンの代表(当時は蔵相)として出席し、日本に対する賠償請求権の放棄を表明した。スリランカに続き、インド・ラオス・カンボジャも賠償請求権を放棄した。インドネシアは賠償を受けるに当たって、流石に気が引けたのか、名目上、独立の祝い金を日本から頂くと大統領が言ったいう。インドに於いては、広島の原爆記念日である毎年8月6日にはインド国会が会期中の際は黙祷を捧げているし、また昭和天皇崩御の際には3日間喪に服した。これらの国々は大東亜戦争を評価し肯定しているのである。

 靖国神社については、イオキベは「小泉首相の靖国参拝で、どれほどアジア外交を麻痺させ、日本が営々として築いてきた建設的な対外関係を悪化させたことか」と書き、一方の菅は内閣閣僚全員を不参拝とした。
 毎年恒例となっている、横須賀の小原台から東京・九段の靖国神社に行軍して来る防大生の一群を見るとき、最高指揮官や防大校長がこれで良いのかと心配である。

 イオキベの意見を取り入れて述べた「菅談話」なるものは、国益を著しく害するものとなっている。韓国では国会議員が「女子挺身隊、慰安婦の問題やサハリンに置いていかれた人々への謝罪が談話に入っていない」、北朝鮮は「「1995年の村山談話、2005年の小泉談話より後退しており、謝罪対象を南朝鮮だけに定め、わが共和国とわが人民に対する罪への謝罪と賠償には言及すらしていない」、この他に中国や台湾からは「こっちにも謝れ」と意見されている。正に四面楚歌で、。政治家であれば、沈黙も時には必要とされるのに、余計なことをしてくれたと思っているのは、私だけではないだろう。

 菅は9月に行き詰まるかも知れないが、世渡り上手なイオキベは、次の総理に取り入り、生き残るであろう。どなたかイオキベを辞任に追い込む知恵を授けてくれる方がおられれば、是非出向いてご意見を伺いたいと思っている。

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